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監修者:湯浅 壽大
歯科医師・歯学博士(D.D.S., Ph.D.)
日本矯正歯科学会認定医|北海道矯正歯科学会・日本舌側矯正歯科学会 会員
2002年に北海道医療大学歯学部を卒業後、同大学大学院歯学研究科で専門性を深める。
2013年に開業して以来、矯正治療を専門に、噛み合わせや見た目の調和を重視した歯科治療を提供。
学会や勉強会に積極的に参加し、最新の矯正技術も取り入れて治療にあたっています。
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矯正治療においては、歯の移動を行うために固定式であるマルチブラケット装置を歯に装着することが一般的です。近年はマウスピースによる歯の移動方法もありますが、従来の固定式装置の方法では歯の表面に専用の接着材を用いて装置を固定しています。マルチブラケット装置は、ワイヤーが発揮する力を効率よく歯に伝達するといった目的があります。このブラケットが正しい位置に装着されることにより、ワイヤーの力がかかった際に歯が正しい位置に排列されます。歯の表面にブラケットを位置付けて接着固定する方法にはダイレクトボンディング法とインレクトボンディング法があります。
ダイレクトボンディング法は患者さんの口腔内でブラケットを位置付けて接着固定する方法です。従来はこの方法が一般的でした。しかしこの方法は患者さんの治療時間や、装着時における口を開けている時間が長くなるなどの負担があります。また矯正歯科医の熟練度によってブラケットの位置づけは左右されます。このブラケットの位置づけの良し悪しは治療の期間にも影響を与えます。ブラケットが正しい位置づけをされていない場合には、正しい位置へ歯を排列するために、ワイヤーの調整を行ったり、ブラケット位置を変えるといった調整が必要となます。このことは治療における時間のロスを生じさせます。
これらの問題を解消するのが、インダイレクトボンディング法です。インダイレクトボンディング法では、まず模型上で矯正治療終了後の咬合状態を想定しブラケットの位置づけを行います。限られた時間の中で口腔内で直接ブラケットの位置づけを行うダイレクトボンディングに比べ、ゆとりある時間の中で模型上で位置づけを行うインダイレクトボンディングとではその正確性に差があります。そして位置づけされたブラケットは実際の患者さんの歯に装着するためのトレーに組み込まれます。
矯正装置の装着時では、模型上で正確に位置づけされたブラケットが組み込まれたトレーを用いて接着するだけなので、容易にでき、患者さんにとって口を開け続けなくてはいけないといった忍耐の時間も少なくなります。またブラケットが正確に位置づけがなされていれば、その分治療ゴールへのロスも減少するために結果として治療期間の減少にも効果を果たします。
当院では治療の質の向上と患者さんの負担軽減のため、マルチブラケット装置の装着にはインダイレクトボンディング法を採用しています。
ユアサ矯正歯科
湯浅 壽大 https://yuasa-orthodontics.com/clinic.html