裏側矯正
裏側矯正
歯の裏側にブラケットを装着するので、別名“見えない矯正”ともいいます。通常の見た目と審美性がかわらないのが大きな特徴です。歯の表側に装着するよりも技術が伴うため、通常よりも費用はかかります。特に接客業や営業職の方など、歯並びは整えたいけれど矯正器具の見た目が気になる、という方に最適です。しかし、慣れるまで会話をする際に矯正装置に舌側が当たって発音がしにくいことがあります。最初は慣れるまでの時間が多少必要ではありますが、通常の表側につける矯正よりも、唾液分泌が内側のほうがよく洗浄されるので、むし歯ができにくいとも言われています。
リンガルブラケット装置
リンガルとは「舌側」という意味で、リンガルブラケットはその名の通り矯正装置を歯の表側ではなく裏側に付けて歯並びを矯正します。装着時は全く目立たず、非常に審美性に優れています。通常の矯正に比べて若干時間がかかるのと、発音がしにくいという欠点もあります。
往来型のワイヤーとブラケットを結びつけるタイプとセルフライゲーションタイプ、コンピューターでシュミレーションして作製するタイプなどがあります。
2Dリンガルブラケット装置
2Dリンガルブラケットは、厚さは1.3mmと従来の裏側の装置よりも薄く小さな作りで、従来の裏側矯正の問題点であった違和感や話しにくさが大幅に軽減されています。ワイヤーとブラケットの摩擦が少ないセルフライゲーションシステムを利用した装置なので、歯が早く動きます。ただし、歯の複雑な移動が必要な難症例には向いていないため、基本的に軽度のケースが適応症です。
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