矯正治療と医療費控除

こんにちは、ユアサ矯正歯科です
矯正治療は高額になることもあり、「医療費控除の対象になるの?」と気になる方も多いと思います。今回は、矯正治療で医療費控除を受ける方法をわかりやすく解説します!

■ 医療費控除って?

年間で10万円以上、もしくは所得の5%以上の医療費を家族全体で支払った場合、その超えた分を所得から差し引ける制度です
※総所得200万円未満の方は「所得の5%が基準」になります

■ 矯正治療は対象になる?

対象となるケース

・ 発音、噛み合わせの問題など、機能改善が目的の矯正

→ 大人・子供問わず対象になります

・ 子供の治療は、成長予防と見なされるため、特に対象になりやすいです

対象外のケース

・「見た目を良くしたい」など、審美目的の矯正治療は対象外です

■控除を受けるために必要なこと

  • 領収書は大切に保管しておきましょう
  • 公共交通機関での通院費も対象になります(自家用車は対象外)
  • 治療の目的によっては、診断書が必要な場合もあります

■ 申告のタイミングと方法

・ 申告時期:毎年 2月中旬〜3月中旬

・ 方法:税務署に行くか、**ネット申告(e-Tax)**も可能です

・ 過去 5年分までさかのぼって申請することもできます!

・ 提出方法: 税務署(郵送・窓口)または e‑Tax を使用可能です必要書類:

  • 源泉徴収票
  • 医療費の領収書・明細書
  • 通院にかかった交通費(公共交通機関)
  • 保険金などの補填額が分かるもの

・ (必要に応じて)医師の 診断書:機能改善が目的であることの証明になります

■ 大切なこと

・ 審美目的では控除対象外なので、支払い前に目的を歯科医師としっかり確認しましょう。

・ 領収書や交通費のメモは、きちんと保管しておくことが重要です。

・ 医療費控除は5年前までさかのぼって申告できます

治療が「見た目」だけでなく「機能的に必要」であることを証明する診断書のご相談も承っております。ぜひお気軽にお声がけください。