こんにちは、ユアサ矯正歯科です。矯正治療を始めたいけれど、「装置が目立つのがイヤ…」「見た目が気になる」という理由で迷っていませんか?
実は、これらの悩みは多くの方が抱える共通の不安です。特に大人の方、人前に出る機会が多い方、学生生活を楽しみたい方にとって、見た目の問題は矯正をためらう大きな要因になることも。
今回は、そんなお悩みを軽減するための「目立ちにくい矯正治療の選び方」や「見た目対策」についてご紹介します。
■ 見た目が気になる方におすすめの矯正方法
1. マウスピース矯正(インビザライン、シュアスマイルなど)
近年、人気が急上昇しているのがマウスピース矯正です。透明なプラスチック製のマウスピースを段階的に交換していくことで歯を動かします。

メリット:
- 透明で目立たない: 装着していてもほとんど気づかれません。
- 取り外し可能: 食事や歯磨きの際に取り外せるため、衛生的で快適です。
- 痛みが少ない傾向: ワイヤー矯正に比べて、歯の移動にともなう痛みが少ない、装置による口内炎などができにくいと言われています。
デメリット:
- 自己管理が重要: 1日20時間以上の装着が必要なため、患者さん自身の管理能力が求められます。
- 適応症例に限りがある場合も: 非常に複雑な症例には適用できないこともあります。(ほかの治療法との組み合わせることも)
2. 裏側矯正(舌側矯正)
裏側矯正は、歯の裏側に矯正装置を取り付ける方法です。表からは矯正装置がまったく見えないため、見た目を最優先したい方に特におすすめです。

メリット:
- 前からは見えない: 装置が完全に隠れるため、矯正していることが誰にも気づかれません。
デメリット:
- 費用面: 表側矯正やマウスピース矯正と比較して、費用が高くなる傾向があります。
- 舌の違和感: 矯正開始直後は、舌が装置に触れて発音しにくかったり、違和感を覚えたりすることがあります。
- 調整に時間がかかる: 装置が裏側にあるため、調整には技術や経験が必要です。調整、治療期間に時間が少しかかる可能性があります。
3. 目立ちにくい表側矯正
一般的な表側矯正でも、装置の素材を工夫することで目立ちにくくすることができます。
- 審美ブラケット: 金属の代わりに、歯の色に近いセラミックやプラスチック製のブラケットを使用します。以前に比べて、格段に目立ちにくくなっています。
- ホワイトワイヤー: ブラケットとブラケットをつなぐワイヤーを、歯の色に近い白色にすることで、さらに目立ちにくくすることが可能です。

メリット:
- 幅広い症例に対応可能です。
- 裏側矯正やマウスピース矯正より費用を抑えられる場合があります。
デメリット:
- 全く見えなくなるわけではない: 透明や白色の素材を選んでも、完全に目立たなくなるわけではありません。(カモフラージュ効果)
■ 矯正中の見た目の悩みを軽減する対策
目立たない矯正方法を選ぶ以外にも、矯正期間中の見た目の悩みを軽減するための工夫があります。
- 口元に意識がいかないようにする: ファッションやヘアスタイルを工夫したり、メイクで目元を強調したりすることで、口元への意識をそらす。
- 矯正中であることをオープンにする: 親しい友人や家族には、矯正中であることを伝えてしまうのも一つの手です。理解を得ることで、気持ちが楽になることもあります。
- 矯正を前向きにとらえる:矯正治療は数ヶ月から数年にわたる、長いプロセスです。装置の違和感や見た目の変化、通院の手間など、気になることも多いかもしれません。ですが、「きれいな歯並び」や「自信の持てる笑顔」へ向かって、一歩ずつ進んでいる過程だと考えると、気持ちも前向きに変わっていきます。
1: 歯並びは見た目の印象だけでなく、かみ合わせや発音、歯の寿命にも大きく関わります。矯正治療は、将来の自分の健康と笑顔を守るための「投資」ともいえます。「今のがんばりが、これからの自分を支えてくれる」
そう思うことで、治療へのモチベーションも保ちやすくなります。
2: 治療が進むにつれて、少しずつ歯並びが整っていくのを実感できるようになります。そのたびに、「ここまで来たんだ!」と前向きな気持ちになれるはずです。
● 歯が動いているのを実感できる
● 写真映りが良くなった
● 笑顔に自信が出てきた
そんな小さな変化を大切にしましょう。
3: 矯正が終わった後の美しい歯並びと、自信に満ちた笑顔を想像してみてください。それが、矯正期間を乗り越えるモチベーションになります。

■ よくあるご質問(Q&A)
Q. 仕事で人前に出ることが多いのですが、矯正装置が目立つのが心配です。
A. 目立ちにくさを重視される方には、マウスピース矯正や裏側矯正がおすすめです。装置が目立たないため、接客業や営業職の方にも多く選ばれています。
Q. 矯正中も食事を楽しみたいのですが、装置が邪魔になりませんか?
A. マウスピース矯正は、食事のときに取り外せるため普段通りの食事が可能です。固定式の装置の場合は、食べ物の種類に少し注意が必要ですが、慣れれば問題なく楽しめます。
Q. 裏側矯正は発音に影響があると聞きました。大丈夫ですか?
A. 装置の装着初期は一時的にサ行・タ行などの発音に違和感を感じることがありますが、ほとんどの方が数週間で慣れていきます。
Q. 自分にどの装置が合っているか分かりません。
A. 初回カウンセリングでは、お口の状態やご希望に合わせて、適した装置をご提案いたします。目立たない装置が適応になるかどうかも含めて、丁寧にご説明しますのでご安心ください。
■ あなたに合った「目立たない矯正」は?
目立ちにくさを優先したい場合でも、ライフスタイルや歯並びの状態によって最適な装置は異なります。ユアサ矯正歯科では安心して治療を受けていただけるよう、多様な矯正装置をご用意しています。事前のカウンセリングで患者さまのお悩みやご希望をしっかりお伺いし、一人ひとりのライフスタイルやご希望に合わせて、装置の種類や治療方法をご提案いたします。
見た目のことで矯正をためらっている方も、まずはお気軽にカウンセリングへお越しください。
📞 ご予約・お問い合わせ:011-855-4182
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監修者:湯浅 壽大
歯科医師・歯学博士(D.D.S., Ph.D.)
日本矯正歯科学会認定医|北海道矯正歯科学会・日本舌側矯正歯科学会 会員
2002年に北海道医療大学歯学部を卒業後、同大学大学院歯学研究科で専門性を深める。
2013年に開業して以来、矯正治療を中心に、噛み合わせや見た目の調和を重視した歯科治療を提供。
学会や勉強会に積極的に参加し、最新の矯正技術を取り入れて治療にあたっています。
詳しいプロフィールはこちらhttps://yuasa-orthodontics.com/about