院長コラム

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4. 目立たない矯正、見えない矯正

こんにちは。院長の湯浅です。

 

最近、目立たない矯正、見えない矯正など聞くことがありませんか?

 

矯正治療ではマルチブラケット装置を歯に装着して治療をします。この際、多くの方で治療を躊躇する理由のひとつとして、矯正器具がついているのが見えるのが嫌だということがあります。日本人は欧米人と比べて、その文化的な背景があると思うのですが、見せたくない、隠す文化といわれています。逆に欧米人は見せる文化で矯正器具をつけていることに抵抗感がないみたいです。ただ、ここは日本なので欧米人は気にしないといってもあまり説得感がありませんよね。そういった理由があるのかもしれませんが、最近では矯正器具をなるべく目立たせなくしようといった考えから、いろいろな方法が考えられています。

 

目立たない矯正

目立たないようにするには歯と同じ色調のものでカモフラージュする方法があります。

矯正器具(マルチブラケット装置といいます)は、歯の表面に装着するブラケットと歯を移動させるワイヤー、そしてブラケットとワイヤーを結ぶもの、で構成されています。

昔のブラケットは金属製のものが主流でしたが、材料の進歩によってその他の材質のものも作られるようになりました。今はブラケットは樹脂製のものやセラミクスといった材質で色も歯に近いものがたくさんあります。そして歯を移動させるのに必要な金属ワイヤーですが、残念なことに白い金属というものはまだ存在しません。しかしコーティング技術の発達によって金属ワイヤーをコーティングした白いワイヤーがあります。

あとブラケットとワイヤーを結びつけるものは白いコーティングワイヤーや透明な樹脂リングなどがあります。

これら3点を組み合わせることで目立たないようにすることができます。

 

もうひとつは、マウスピース矯正です。

透明な樹脂製のマウスピースを装着して歯を移動します。透明なのでもちろん目立たないです。以前に比べて治療に使用できる症状の範囲が広がっていますので、多くの患者さんに適用可能になってきました。現在、インビザラインやアソアライナーといったものなど多数あります。

見えない矯正

これは舌側矯正といいます。一般的には矯正器具は歯の表側に装着するのですが、この場合は歯の裏面に矯正装置を装着することで、矯正治療していることを気づかれにくくします。裏側なので、大きく口を開けて笑ったりしないかぎりまったく見えません。

 

目立たない、見えない矯正の方法は大きく3つの方法で分類できます。

ただこれらの矯正装置による治療は、それぞれに利点と欠点があります。

またマウスピース矯正や舌側矯正においては以前に比べると適用範囲は広くなっていますが、症状によって適用できるかどうかの検討は必要になります。